PRX-T33は、TCA(トリクロロ酢酸)、低濃度過酸化水素水、コウジ酸が配合された製剤で医療機関専用の“マッサージで浸透させるピーリング”です。
TCAが真皮近くに浸透し、線維芽細胞を活性化させることによりコラーゲンが増生され、肌にハリや弾力をもたらします。また、コウジ酸のメラニン生成抑制作用によりシミやくすみを改善します。
PRX-T33に配合されている TCA (トリクロロ酢酸)及び 低濃度過酸化水素 は、異なる速さで皮膚バリアを通過し、異なる深さまで到達します。
TCA(トリクロロ酢酸):表皮及び真に緩やかに浸透し、より深部まで到達します。
過酸化水素:高い向性があり、表皮の層細胞に素早く浸透します
この違いにより、過酸化水素の水素イオンは表皮で過酸化水素に妨げられることなく皮膚バリアを通過して真皮に到達し、真皮細胞に自由に作用して、細胞の再生及び新しいコラーゲン線維の形成を促します。
単体でも勿論のこと、ハイドラジェントルやメソナJと併用していただくことでより効果が感じられます。
・お肌にハリ、ツヤ、弾力を与える
・くすみを改善する
・シワ、タルミを改善する
“マッサージピール”は、治療直後から肌質の改善やハリ感が向上し、高い保湿力を感じることができます。レーザー治療や高周波治療の効果を相乗的に高める効果も期待できます。20分程度の治療時間で施術でき、かつダウンタイムがないことも魅力です。
治療直後〜10日間に肌のハリ感や美白作用が感じられます。しかし、この効果は”マッサージピール”の本来の効果ではなく、一定期間たつと効果としては減少していきます。
本質的な肌質改善には複数回の治療が効果的です。目安としては、治療間隔 2~3週間おきに5回の治療が1クールを推奨しております。
1ヶ月ほど肌を休ませた後、メンテナンスとして1~2ヶ月に1回の治療をお勧めします。
“マッサージピール” は、TCA を高濃度で含有しているにもかかわらず皮膚の剥離が生じることはありません。従来のケミカルピーリングは、得られる効果は高いものの、一方で侵襲が強いためダウンタイムが長い点が問題視されていました。
しかし”マッサージピール”は肌への負担が少なくダウンタイムがほぼ無いのが魅力です。
“マッサージピール”施術後は赤みが生じることがございます。この赤みは数時間で消失する場合が多いですが、肌が敏感な方は数日間残る場合もあります。
また施術中、お肌の状態によってピリピリ感やヒリヒリ感などの刺激を感じることがあります。刺激が強い場合はご申告いただければ、ご負担が少ないよう施術を調整いたします。
また、以下の症状の方は治療が受けられません。
■ TCAやコウジ酸などの配合成分に対する過敏症
■ アルコール過敏症
■ 強い炎症(アトピーやかぶれなど)
■ ヘルペス治療中
■ 妊婦、授乳中
■ 脂漏性皮膚炎の部位
■ 日光過敏症
■ 頻繁にヘルペスが出る方はご相談ください。
■ トレチノイン(ディフェリンゲルなど)や過酸化ベンゾイル(ベピオ・デュアックなど)を使用している場合はご相談ください。
■ イソトレチノイン(アキュテイン、ロアキュテイン・ロアキュタンなど)の内服中の方、内服歴がある方はご相談ください。
ご相談先(雫クリニック看護師受付):03-4400-9194
“マッサージピール” 全顔 初回10,000円
ご相談、ご希望がありましたらお気軽にお声がけください。